アレルギー性鼻炎の治療などに使用されるアレグラの購入方法には個人輸入と市販薬と処方薬の3種類があります。
名称は同じですが、それぞれに違いがあるので理解してから使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

アレグラの成分ですが、どの方法で購入する場合もフェキソフェナジンが含有されています。
これはヒスタミンH1受容体拮抗薬であり、アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、皮膚疾患などに効果があります。
有効成分が同じであるため基本的に期待できる効果も同じです。
添加物にも違いはないので吸収速度などに差が出ることもありません。

購入のしやすさとして、手間で考えると市販薬、価格で考えると通販サイトを利用した個人輸入が便利です。
処方薬は病院に行くことになるため薬以外に診察の手間や費用がかかり、薬局で処方されるまでの待ち時間もあります。
市販薬は店頭に行けば処方箋もなく購入できるので手軽です。
個人輸入は価格は安くなりますが、通販サイトの安全性に注意が必要になります。
海外からの購入では偽薬が送られるケースも少なくないので、信用性を確認してから利用しないと危険です。

なお、市販薬の場合は第二類医薬品に分類されていることに注意します。
副作用のある薬なので処方箋は不要でも薬剤師がいるか、登録販売者以外は販売できません。
そのためドラッグストアによっては取り扱いをしていなかったり、常駐している薬剤師が休憩中で不在になって買えなくなることがあります。
また、市販薬は価格自体は処方薬とほぼ同じになり、まとめ買いすると割安になるものです。
購入量が少ないと健康保険を適用できる処方薬の方が安くなります。

副作用があるため、安全に使用するのであれば手間や費用がかかっても病院で診察を受け、問題ないことを確認して処方してもらいましょう。
病院に行く時間がなかったり、一度処方された薬が切れて追加で必要になったので費用を抑えたい場合などに市販薬や通販サイトの個人輸入を使うと良いです。

市販薬と処方薬に違いはある?

ヒスタミンH1受容体拮抗薬であるフェキソフェナジンを有効成分としているアレグラは、成分は同じですが市販薬と処方薬に違いもあるので知っておくと良いでしょう。

処方薬の場合、利用できる年齢は12歳からであり、市販薬の場合は15歳からです。
ただし、市販薬もフェキソフェナジンの含有量を抑えて7~14歳でも使えるようにした小児用の薬も販売されています。

効果では市販薬は花粉、ハウスダストなどを原因とするくしゃみや鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状の緩和です。
処方薬の場合はこれに加えて蕁麻疹、皮膚疾患などにも効果があります。

なお、メーカーや通販サイトでは上記のように市販薬は皮膚疾患に効果がないと説明されていますが、実際には同量のフェキソフェナジンを含有しているので効果があると考えられます。
メーカーが効果がないと記載している理由は国から皮膚疾患の薬として承認を受けていないからです。
同じ効果が期待できても、アレルギー性鼻炎などの治療薬として承認された薬を未承認の皮膚疾患も治療できると記載すると薬事法に違反します。

この影響で市販薬のアレグラは皮膚疾患に効果がないと記載される一方で、成分が同じでありながら医療用医薬品のジェネリックとして開発された他のメーカーの薬は皮膚疾患にも効果があるとされています。
市販薬もジェネリックの考え方である同一の有効成分であり、さらに添加物や形状にも違いがないので効果が同じなのは明白です。
しかし、薬事法の関連で記載できないものであり、実際には同じものが購入方法で効果が変わることはありません。

ただし、皮膚疾患の治療のためにいきなり市販薬を使うのはやめた方が良いでしょう。
副作用のある薬なので医師の診察を受け、処方薬と同じ有効成分の市販薬を使っても異常が起きないか相談してから使うと安全です。